横河ディジタルコンピュータ株式会社

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プレスリリース

横河ディジタルコンピュータ株式会社

2008年05月12日

横河ディジタルコンピュータ株式会社


Windows CE/Mobile製品でも使用可能な障害解析ツール「QQFORCE」を開発
〜 開発時だけではなく市場投入後の製品デバッグに威力を発揮 〜


横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長 石渡誠、以下横河ディジタル)とコードギア株式会社は、最終評価段階や市場投入後でデバッグ用ポートを持たないWindows CE/Windows Mobile機器で起きる不具合解析に使用可能な、動的障害解析ツール「QQFORCE」を開発しました。


Windows CE/Windows Mobile製品開発現場ではソフトウェアの大規模化、複雑化が著しく進んでおり、市場投入後の製品にはデバッグ用ポートがないなどの理由から、再現性の乏しい不具合の解析がより困難になってきています。 「QQFORCE」は、市場投入直前の最終評価段階や市場投入後の、JTAG I/F、シリアル、LANなどのデバッグポートを持たない製品で発生する不具合の解析や、動作状況を調べるための様々な情報を収集することができます。また、OS、デバイスドライバ、アプリケーションのソースコードに変更を加える必要がないため、市場投入後の製品でも「QQFORCE」をインストールするだけでシステム解析情報を収集することができます。


QQFORCEの主な特長

  • JTAG I/F、シリアル、LANなどが接続できないターゲットで使用可能
  • プログラムのデッドロック状態の要因を解析可能
  • メモリリークの要因を解析可能
  • 実装済デバッグメッセージの変更なしにメッセージにシステム情報を付加
  • ソース変更が不要なため、製品上ですぐに使用可能
  • プログラムのリコンパイルが不要なため、作業効率が向上
  • OS自体がハングアップしてもハングアップ要因の解析が可能

例えば、以下のような発生頻度の乏しい障害を解析するために、システム情報を開発者に提供することでデバッグ効率を飛躍的に高めることが可能になります。

  • 何かのタイミングで突然アプリケーションが固まる
  • まれにデータアボート、例外が発生する
  • 連続運用していると、メモリ不足エラーメッセージが表示されることがある

横河ディジタルコンピュータ株式会社 代表取締役社長 石渡 誠のコメント

「トラブルが発生しない完全な製品開発を目指して企業と開発者は努力している中、新聞やニュースでは時折、組込み機器の不具合に関する内容が報じられます。これには製品の多機能化に伴う、ソフトウェアの大規模化と複雑化、それに加えて短納期開発の影響が関係していると言えるでしょう。このような状況に対して、当社の組込み開発のノウハウを活かして何らかの商品化が必要であると考えておりました。今回発表する動的障害解析ツール『QQFORCE』は、長年のお客様との付き合いから得られた開発現場の声『障害対策作業の効率化』を実現させるもので、『製品出荷後も品質を探求する』を製品コンセプトとして開発しました。本製品の短期市場投入を目指してコードギア社と共同で開発を進めてまいり、両社の得意分野を最大限に発揮して生まれたこの『QQFORCE』は、皆様の開発において、非常に威力を発揮するツールになると確信しております。」

コードギア株式会社 代表取締役 江島 午郎 氏のコメント

「昨今は品質改善のためのリスク管理手法や開発プロセスの導入、テスト手法(テスト自動化ツールや静的解析ツール)の導入などが普及してきており、障害発生を未然に防ぐことについては一定の成果が得られているとはいうものの、製品の市場競争による高機能化と工期圧縮の影響から、障害対応とそのコスト負荷は寧ろ増大する傾向にあると実感しています。本当に厄介な障害は検査の後半から出荷間際、あるいは出荷後に発生します。切迫した障害対策には、エキスパートの経験とノウハウが求められるでしょう。ただし多くの現場には、そのようなエキスパートは少ないと思われます。それは、エンジニアの障害解決能力のスキルアップが難しいからです。この状況を改善するためには、障害解析ノウハウの蓄積と共有およびプロセスの確立が必須です。そこに汎用ツールの意義があります。そして、ツール製品には高い品質とサポートの継続供給が求められます。ツールベンダとして日本の組込み機器開発の現場を常に支えている横河ディジタル社と協業できることはこの上ない理想型であると確信しています。」

横河ディジタルは、2008年5月14日〜16日に東京ビッグサイトで開催される「第11回 組込みシステム開発技術展(ESEC2008)」にて、本製品を展示します。


横河ディジタルコンピュータ株式会社概要

横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都府中市府中町1-9 京王府中1丁目ビル、 代表取締役社長:石渡誠)は、マイクロコンピュータや周辺システムの設計、開発に広く関わる事業を展開してまいりました。 特にインサーキットエミュレータ(ICE)分野では、トップクラスの実績を有し、携帯電話、情報家電、自動車、産業機器など最先端の開発現場で数多く使用していただいております。国内ばかりでなく海外でも高く評価されており、米国に支店、中国、韓国、東南アジア、ヨーロッパなどにも販売代理店を置きワールドワイドな製品の提供ができるようになっております。また、T-Engineに代表される各種プラットフォームやWindows Embedded CEなどの開発スタータキット、さらには組込み開発分野における開発プロジェクトのプロセス改善コンサルティングやツールの提供にも力を入れており、組込み分野を熟知している当社の経験や知識を活かした理想的な開発環境として提供しています。
(http://www.yokogawa-digital.com/)

* QQFORCEは、横河ディジタルコンピュータ株式会社の商標です。

* その他記載された社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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