横河ディジタルコンピュータ株式会社

横河グループ
 
ARMトレーニング
 

デバッグハードウェア (ICE/TRACE)

ARM社のハードウェアデバッグツールは、以下の製品で構成されます。

RealView ICE

概要

RealView ICE は、標準JTAG TAPポートを使用し、1.2MBytes/sのデータ速度で高性能インサーキットエミュレーションを実現します。 最大50MHzのJTAGクロック周波数に対応しているため、さらに高いスループットを出すことも可能です。

現行の全ARMコアに対応し、モジュールを追加すればトレース・キャプチャなどの機能を付加することも可能です。

RealView ICE

特長

  • 高性能デバッグ
    − JTAG経由で1.2MBytes/sのコードダウンロード速度を実現
    − 高速シングルステップ実行
  • 差動信号用の新しいプローブにより、高いJTAG周波数と長いケーブルに対応
  • ネットワーク接続とローカルホスト接続の両方に対応
    − Ethernet 10/100baseT
    − USB 1.1/2.0(Windows環境のみ)
  • 最新のARMプロセッサに対応
  • ARM以外のコアおよびコプロセッサ(DSP)に対応
  • 密結合、同期式のマルチコア制御
  • ホストプラットフォーム:Windows、Linux
  • Debug Communication Channel(DCC)とJTAG通信チャネルを使ったノンストップデバッグ
  • (Embedded Trace Buffer)ETBを使ったトレースが可能(RealViewTraceは不要)
  • RealViewTrace用プラグインモジュールでETMを使ったトレースが可能
  • 複数個のRealViewTraceモジュールに対応
  • ホストPCとUSB接続

RealView Trace2

概要

RealView Trace 2は、最大400MHzで従来の32ビット・データ/命令のトレースに対応するため、ARM RealView Development Suite(RVDS)を使った高度なトレースとデバッグも可能です。

RealView Trace2

特長

  • 最大動作周波数
    − 最大コアクロック周波数は400MHz
  • プログラム実行中にトレースデータを高速アップロード
  • トリガ位置を自由に変更可能
  • 対応するETMトレースポート・モード
    − ETM7/9、ETM10、ETM11
    − Cortexプロセッサ対応(ETM3.3/3.4)
    − シングルエッジおよびダブルエッジ・クロッキング
    − 通常ポート、マルチプレクスポート
    − データ・ポート幅4、8、16、32ビット
  • 10ns分解能で期間32日間の日付情報(48ビット)

ETMv3 comparisons - automotive
 
RVT1
RVT2
PortWidth
Timestamps
Packing
Samples
Instructions
Packing
Samples
Instructions
4
No
8
8,388,608
26,886,564
24
50,331,648
161,319,385
4
Yes
4
4,194,304
13,443,282
16
33,554,432
107,546,256
8
No
4
4,194,304
26,886,564
12
25,165,824
161,319,385
8
Yes
2
2,097,152
13,443,282
8
16,777,216
107,546,256

ETMv3 comparisons - telecomms
 
RVT1
RVT2
PortWidth
Timestamps
Packing
Samples
Instructions
Packing
Samples
Instructions
4
No
8
8,388,608
56679784
24
50,331,648
340078703
4
Yes
4
4,194,304
28339892
16
33,554,432
226719135
8
No
4
4,194,304
56679784
12
25,165,824
340078703
8
Yes
2
2,097,152
28339892
8
16,777,216
226719135

Multi-ICE

概要

Multi-ICE は機器に組み込まれた状態の ARM コアをデバッグする JTAG-ICE であり、 以下の5つの新しい機能でデバッグをサポートします。

  • 複数個の ARM コアを同時にサポート
  • ARM7、ARM9、ARM9E、ARM10ファミリ、Intel XScaleTMマイクロアーキテクチャを含むARMコアをサポート
  • DSP と ARM コアの混在もサポート
  • 低速、または可変クロック周波数をサポート
  • 超低電圧コア(最小1V)をサポート
Multi-ICE

特徴

  • ユーザが制御可能な入出力ビットを持ち、他の機器との接続が可能
  • JTAG の通信速度は、5kHzから10MHzの間で可変
  • ARM 以外の DSP などの CPU に対しても、制御仕様がオープンなので独自ドライバを作成可能
  • 1台の Multi-ICE を使って、ASIC 上の複数の CPU コアを複数のデバッガでデバッグ可能
  • ターゲットからの電源を利用するので、別電源が不要
  • v2.1 からは外部電源を使用することが可能

機能

  • JTAG ポート経由で、ホスト PC からプログラムのダウンロード、実行開始、 停止、ステップ実行、
    レジスタ・メモリの参照/変更などが可能
  • 現行 ARM プロセッサのすべてをサポート
  • TAP コントローラ(JTAG 経由の内部資源アクセスコントローラ)のチューニングにより、
    別のコアをサポートすることが可能
  • 新しい JTAG コネクタ・ピン配置により、ノイズの多い環境や長いケーブルも使用可能。
  • 複数のプロセッサをデバッグする際、ストップ&スタートの同期が可能(ソフトウェアによる)
  • ホスト PC とは双方向パラレル(プリンタ)ポートで接続
  • ターゲットシステムとは、JTAG インターフェースで接続
製品名 型番 バージョン 備考
Multi-ICE MI220-KT-0175A v2.2  

※ アップグレードのお申し込みについてはこちらをご覧ください。

MultiTrace

概要

MultiTraceユニットはトレースポートから圧縮されたデータを取得し、 実行経過やデータアクセスをターゲットを止めずにトレースします。 イーサネットまたはシリアルケーブルを介してMultiTraceユニットからデータを取り出します。

MultiTraceユニットは、Multi-ICEと組み合わせて使用します。

MultiTrace

【注意事項】

■ADS UNIX 版と Multi-Trace の互換性について
MultiTrace をご使用の際は、付属の TraceDebugTool (TDT) が必要になります。このTDTは Windows 版のみの扱いとなっておりますので、 ADS UNIX 版をお使いのお客様はこの MultiTrace をお使い頂くことはできません。予めご了承ください。
製品名 型番 バージョン 備考
MultiTrace MT100-KT-0062A v1.0 MultiTrace Only
MultiTrace and
TDT
BUNTA-KT-30000 v1.0 Trace Debug Tool + MultiTrace
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